為什麼要了解古典文法
我們現在接觸的是戰後「現代日本語」。但語言是歷史的產物
許多以前流傳下來的辭彙與活用型被保留下來,在不同場合或為表示慎重時拿出來使用
「申し訳ございません、少なくとも、ざるをえない、気に入った...」幾乎隨處可見
大多是文語体的古典用法。
過於艱深的古典文法,我也難以理解。這裡介紹的以實用性高.檢定考出現的「超基礎古典文法」
名詞的文語差異不大:和語大多為口語,漢語在文語体大多適用,便省略跳過。
文体請參照《泛品詞》的語体
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現代日本語存在的動詞活用型
- 以前的意量形是以あ段音接續「む」(現在的お段音為音便的結果)
- 以前沒有假定型,而是已然形。可接續「ど或ども」作逆態表現(已轉為けど、けれども)
- 現在的一段活用,在以前多是二段活用(上二段、下二段)
ある(現代日本語的ある)
- 未然形V1 あらゆる(加可能助動詞ゆる)
- 連用型V2 不景気とあって、非常時期にあって、客様あっての仕事
- 已然形V5 物理学であれ科学であれ、たとえ彼が社長であれ、彼のためとあれば
いる(現代日本語的入る)
- 未然形V1 気にいらない
- 連用型V2 恐れいります、気にいった、聞きいっている
- 終止型V3 付けいる
いう(現代日本語的言う)
- 未然形V1 いわゆる(加可能助動詞ゆる)
- 已然形V5 とはいえ、といえども
う(現代日本語的得る)
- 未然形V1 予測しえぬ
- 連用型V2 やむをえない、ありえない
- 連体型V4 考えうる方法
いづ(現代日本語的出る)
- 連用型V2 おいでになる、いで立ち
たとう(現代日本語的喩える)
- 已然形V5 たとえ~ても、たとえば
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現代日本語存在的形容詞活用型
- 終止型為し 良し悪し←良い悪い
- 連体形為き 古きよき町←古い良い町、比類なき力←比類がない力
- 活用形う音便 ありがとう←ありがたい、はよう←早い
- 活用形く加ある 美しかる←美しく+ある
現代日本語存在的形容動詞活用型
從「に副詞 + ある」音便後形成的なる活用語尾(niaru→naru)
- 更に+ある→更なる(連体詞)
- 単に+ある→単なる(連体詞)
- いかに+ある→いかなる(連体詞)
- いかに+も→いかにも(副詞)
- いかに+か→いかが(音便。如何)
- いかに→いかん(音便。如何)
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現代日本語存在的助詞
連体修飾が(等同現代日本語的の)
- 二、三十人が中に、僅か一人か二人である。
- わが会社
複合格助詞にて(等同現代日本語的で)
- 面接は本社にて行います。
- 病気にて欠席いたします。
複合格助詞とて(音便等同口語って。と可做兩種解釋:內容提示或逆態接續助詞)
- 山に登るとて出かけた。
- 言ったとて、どうにもならない。
提示助詞さへ、すら(等同現代日本語的さえ)
- 昼だけでなく夜さへどうして私は夢の恋路の中で人目を避けるのだろうか。
- 平仮名すら読めない。
提示助詞ならでは(等同現代日本語的~でなくてはできない)
- この祭りは京都ならではの光景です。
- この絵には子供ならでは表せない無邪気がある。
提示助詞だに(等同現代日本語的~だけでも)
- 一人が持ちて出でたるか、一日が命にだに及ばず。
- 私が賞をいただくなどとは夢だに思わなかった
接續助詞つつ(等同現代日本語的ながら或狀態ている)
- 毎日お返事を書かなければと思いつつも、今日まで日がたってしまいました。
- 汽車に揺られつつ、二時間ほどいい気持ちでうとうと眠った。
接續助詞ゆえ(等同現代日本語的から)
- 新しい仕事は慣れぬことゆえ、失敗ばかりしております。
- 幼さゆえの過ち
接續助詞や(意思為S1發生或S2緊接發生)
- わたしの顔を見るや、逃げ出した。
- 社長の決断がされるや否や、担当のスタッフはいっせいに仕事に取りかかった。
副助詞のみ(等同現代口語的だけ。ならず為古語斷定助動詞なる的否定)
- 色合いが美しいのみで、何のとりえもない絵だ
- この不景気では中小企業のみならず大企業でも経費を削る必要がある。
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現代日本語存在的助動詞活用型
否定助動詞ぬ 動詞未然型V1接續(等同現代日本語的ない)
- 終止型 その後、どうなったか知らぬ。
- 連体型 見知らぬ人
- 副詞型 ばかなことを考えずに働きなさい。
- 中止型 雨にも負けず、毎日働き続けた。
- 假定型 もう国へ帰らねばならなくなった。
意量助動詞む 動詞未然型V1接續(等同現代日本語的(よ)う)
- 終止型 われはそれを建てむ。
- 連体型 彼の言い方は、まるで僕のほうが悪いと言わんばかりだ。
- 連用型 研究を完成させんがため、晴れは昼夜寝ずに頑張った。
使役助動詞しめる 動詞未然型V1接續(等同現代日本語的させる)
- 終止型 人を死に至らしめる。
- 連用型 車を停止せしめたり、減速せしめたりするためにブレーキが必要である。
- 連体型 相手チームの戦意を失わしめるに十分な攻撃だった。
- 假定型 私をして言わしめれば、やはり縁があるのでしょう。
- 命令型 その事は速やかに人人に知らしめよ
完了助動詞つ 動詞連用型V2接續「連用型て+ ある」音便為たる(等同現代日本語的た)
- 終止型 マラソンの最後の500メートルで二人の選手はぬきつぬかれつの接戦になった。
- 連用型 見たり聞いたりしたことを作文に書いてごらんなさい。
- 連体型 よき人の住みたる所。
体驗助動詞き 動詞連用型V2接續。や為疑問語氣
- 父は頑固だから兄の結婚には反対するかと思いきや、何も言わずに賛成した。
- 父親が大酒飲みだったから彼もどんなに沢山飲むのだろうと思いきや、一滴も飲めないんだそうだ
希望助動詞たし 動詞連用型V2接續。(等同現代日本語的たい)
- 終止型 河豚は食べたし
- 副詞型 河豚が食べたくなる
- 連用型 河豚が食べとう存じます
- 連体型 河豚の食べたき季節
- 已然型 河豚は食べたけれど
比況助動詞ごとし 連体型V4接續(等同現代日本語的ようだ)
- 終止型 光陰矢のごとし。
- 副詞型 上記のごとく、いったん納入したお金は返却されません。
- 連体型 弟のごとき未熟者にこんな重要な役が果たせるでしょうか。
當然助動詞べし 動詞連体型V4接續。「べく+あら」→「べから+ず+ある」→「べからざる」
- 終止型 この一矢に定むべし。
- 連体型 言うべきことをはっきり言いなさい。
- 連体型 自分で払うべきなのに、友達に払わせた。
- 副詞型 田中氏は記者会見場に向かうべく、上着を着て部屋を出た。
- 未然型 ここにゴミを捨てるべからず。
- 否定連体 彼は母に対して言うべからざることを言ってしまったことと後悔している。
格助詞に的原型
斷定助動詞なり 名詞接續「連用型に+ ある」音便為なる。附有文語對照表(等同現代日本語的だ)
(引用自:http://www2u.biglobe.ne.jp/~houmei/kobun.htm)
○彼は人間|に|は|あら|ず。
彼は人間|で|は| ない 。
○姿は人間|に|し |て、 心はけだものか。
姿は人間|で|あっ|て、しかし、心はけだものか。
未 彼は|人間|に|あら| む →人間|なら |む
|で|ある|だろう |だろ |う
用 彼は|人間|に|あり|けり →人間|なり |けり
|で|あっ|た |だっ |た
終 彼は|人間|に|あり|。 →人間|なり |。
|で|ある|。 |だ |。
体 彼は|人間|に|ある|べし →人間|なる |べし
|で|ある|に違いない |である|に違いない
已 彼は|人間|に|あれ| ど →人間|なれ | ど
|で|ある|けれど |だ |けれど
命 汝、|人間|に|あれ|。 →人間|なれ |。
|で|あれ|。 |であれ|。
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歷史假名念法
(整理自:http://www32.ocn.ne.jp/~gaido/kana/kana0.htm)
「は、ひ、ふ、へ、ほ(非詞首)」轉為現代的「わ、い、う、え、お」
かは→かわ(川)
会ひます→会います
使ふ→使う
まへ→まえ(前)
おほい→おおい(多い)
「あう、あふ、かう、かふ、さう、さふ」轉為現代的「おう、こう、そう」
あふぎ→おうぎ(扇)
行かう→行こう
さうです→そうです
ありがたう→ありがとう
たふとい→とうとい(尊い)
死なう→死のう
まうす→もうす(申す)
だらう→だろう
散らう→散ろう
かうかう→高校
ざふきん→雑巾
「いう、いふ、きう、きふ、しう、しふ、ちう、ちふ」轉為現代的「ゆう、きゅう、しゅう、ちゅう」
きうり→きゅうり
悲しう→悲しゅう
いうぎ→遊戯
えいきう→永久
じふじ→十時
「えう、えふ、けう、けふ、せう、せふ、てう、てふ」轉為現代的「よう、きょう、しょう、ちょう」
けふ→きょう(今日)
でせう→でしょう
にちえう→日曜
けうしつ→教室
てふ→蝶
「きやう、しやう、ちやう(漢字音讀)」轉為現代的「きょう、しょう、ちょう」
きやうだい→兄弟
たいしやう→大将
ちやうちやう→町長
「くわ、ぐわ(漢字音讀)」轉為現代的「か、が」
くわし→菓子
マングワ→漫画
ゆくわい→愉快
「つ、や、ゆ、よ(促音及拗音)」轉為現代的「っ、ゃ、ゅ、ょ」
あつた→あった
ちやんと→ちゃんと
「ゐ、ゑ」轉為現代的「い、え」
ゐる→いる(居る)
こゑ→こえ(声)